こんにちは。

まだまだ薪ストーブが活躍するような寒い日々が続きますね。
今日は雪すらチラついていました!
さて、そんな大活躍の薪ストーブですが、楽しむために導入したのに後悔することになってしまった。という方もいらっしゃいます。 ただ、ご安心ください! 使い方と薪ストーブの選び方さえしっかりしていれば何の心配もいりません。
今日は、薪ストーブを導入する前に、どんなことに気をつけていれば後悔することなく、楽しい薪ストーブライフを送れるかについてお話しします。
【薪ストーブ導入前の心配事:ご近所トラブル】
導入される前に心配の声が多く寄せられるのがご近所とのトラブルです。
薪ストーブがきっかけでご近所さんとの関係が悪くなったりしたら、それこそ後悔することになりますよね。
憧れの薪ストーブを入れたいけど、ご近所さんは大丈夫だろうか?
誰もがトラブルを起こしたいと思いませんし、ましてやそれを無視して押し通すなんてこともできませんよね。
では、どのようにしたらトラブルに発展しないのでしょうか?
皆さん、薪ストーブ好きな方は薪ストーブのことよく知ってらっしゃいますよね。
では、薪ストーブを知らない方はこんなイメージを漠然と抱いています。

煙臭くて迷惑がかかるのでは?
火事は大丈夫なの?
我が家は小さい家だから薪ストーブなんて無理!
煙突から火の粉が飛んで行ったりしない?
家の中がススや灰で汚れるんじゃない?
などなど、薪ストーブを知らない人たちには沢山の不安があるのです。
このような不安や心配される方のことを何も考えずに導入を進めてしまうと、
近隣トラブルへと直結してしまいます。 後悔しない薪ストーブライフを送るために、まずはしっかりとした知識が必要です。
【薪ストーブの導入前にできること】
薪ストーブを実際に使い始めるまでには、当店では担当スタッフによる薪ストーブに対する正しい知識や情報の提供、そして、正しい使い方などをご説明し、理解していただいたうえで進めて参ります。
とは言っても、ご近所さんにしっかりと薪ストーブがいかに安全か、ご迷惑をおかけすることがないかなどの説明をご自身でするにはハードルがあったりしますよね。
これまでALLUMERでは、ご近所の方への不安を抱えているお客様には、一緒にご近所を回り、薪ストーブに関する正しい知識や情報をお伝えさせていただく。もしくはお手紙として正しい情報を載せてお配りする、などの取り組みを行い、事前にトラブルを回避してきました。
勿論、使う側からの情報発信だけでなく、使わない側からの要望や不安な点もヒアリングしていき、お互いが満足のいく生活を生み出せるようにする。それが後悔のない薪ストーブライフの第一歩だと考えます。 大切なのはコミュニケーションなんですよね。
当店のお客様(N様)で、薪ストーブシーズンになると、薪ストーブで焼き芋を作り、ご近所さんにお配りするようにしている。という方がいらっしゃいます。
遠赤外線でじっくりと焼き上げる焼き芋は、普通に蒸してもあの味は引き出せないんですよね。
N様のご近所では、毎年、焼き芋を楽しみにされているご近所さんも多いかもしれません。
薪ストーブをきっかけに、ご近所さんとの関係がさらに良好になることもできる例ですよね。
ぜひ、ご近所に対し心配のある方はご導入前にご相談いただき、不安のない状態で薪ストーブライフをスタートさせて頂きたいと願っております。

【導入後は薪ストーブを使いこなそう!】
ご近所やご自身の不安を取り除き、実際に設置していざ!薪ストーブライフを始めるぞ!となったら、注意したいのは使い方、薪ストーブの焚き方です。
ポイントはおおまかにこの辺りです。
①十分に乾燥した薪を使う(含水率20%以下)
②エコデザインのストーブを使う
③煙突及び本体を定期的に清掃、点検する
などなど…
とりわけ①十分に乾燥した薪を使う、これは必須です。
薪の乾燥については、薪ストーブをお調べになっている方ならどんなところでも目にしてきたことではないでしょうか。
では、なぜ乾燥が重要なのか。
水分を多く含んだ薪は、圧倒的に燃焼効率が悪いです。
イメージしていただきたいのは、水をたくさん含んだスポンジと、からっからに乾燥したスポンジ。
燃やすとしたらどんな違いがあるか?
そう考えると、水を豊富に含んだ薪がいかに燃えにくいかが想像できると思います。
さらに、うまく燃えないと、 煙がたくさん出る。 燃えきれなかった煤が大量に煙突に付着する…
結果的にそのせいでどんなことが起きるかと言うと
沢山の煙が出てご近所の不安を招き、トラブルへ発展
煤が煙突トップに詰まる→煙が室内に逆流する→業者を呼ばないと対処できない
薪の水分量が多いので、燃焼温度が低くどれだけ焚いても暖かくない
薪の使い方ひとつでも、こんなに嫌な出来事になり得ます。
【薪の乾燥こそ後悔しない薪ストーブライフのカギ】
薪の乾燥具合は、樹種や乾燥環境によって違います。
一概に1年乾燥させたから大丈夫!とはいかないので、含水計という水分の含水率を測る道具もお勧めします。
ALLUMERで販売している薪は、含水計で計測し間違いなし!となったものを出荷しております。
ぜひ、ご近所、環境に配慮して後悔の無いよう使い続けていただきたいです! 以前紹介しましたこちらの記事にも薪ストーブで後悔しないポイントを紹介しています。 おかげさまで大人気の記事となり、毎月200名以上の方に閲覧いただいております。 わざわざ、分かりやすかったです!というメッセージを下さった方もいらっしゃり、ブログを書いててよかったな〜。と感じました。 どうぞ参考にしてください。 薪ストーブのデメリットとは?後悔しないためのアドバイス