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お知らせ

山と水プロジェクト イベントを終えて

みなさまこんにちは、スタッフの川村です。

今回は「ときがわ 山と水プロジェクト」イベントのレポートをお届けいたします。



ときがわ 山と水プロジェクトって?


ときがわ町の山を、林業を、製材業を守る活動です。

開催前に概要をご紹介しておりますので、こちらのブログもご覧ください。


代表の山口 直さんが目指すのは、山そのものと、山と共に生活する人々の暮らしを守ること。

地域の製材利用などで得た利益を山へ還元するべく、

山の整備や保全、都幾川流域の環境を守る取り組みをおこなっていく、

まさに“循環”を目指しています。



イベントは2月6日(日)、3月6日(日)の2日に渡って行われましたので、

そちらの様子をご紹介していきたいと思います。



イベントスタート!


集合したのは、ときがわ町の山中。

チェーンソーを担いだみなさんが入山していきます。




自己紹介を兼ねて、参加者の方たちから参加の経緯をお話いただきました。



「通勤で通りかかる町だったからどんな山なのか、興味を持ったから」


「里山で活動している方とお話してみたかったから」


「自分の住む場所でも人工林の同じような問題を抱えているから」



みなさんそれぞれの角度から

プロジェクトに、里山に、興味を持っていただいたそうです。





山口さんからプロジェクトの目的をお話していただき…




木を切り倒す作業は危険が伴うので、

今回は倒してある木の枝を取り除き、玉切りしていく作業を体験していただきました。


実際に山に入り、林業家の岡本さんから作業のレクチャーを受けます。


倒された木の枝払いをする前に

参加した方からこんな疑問が挙がりました。



「『この木』を切るという判断基準は、どういったところなんですか?」



確かに、伐採する木と、成長させる木には、どんな違いがあるのでしょうか?




伐採の基準とは・・・?



実際のところ、人工林を管理する上で、様々な要素があるそうです。


林全体の管理状況はどうか、

十分な日当たりがあるか、

真っすぐ伸びている木か、

傷はないか、、など


今回倒れている木の中には、獣がかじったような痕がありました。




こういった傷がついている木は、

製材の品質に関わるため伐採するそうです。


成長させた木を余すところなく使っていくこと、

品質も妥協はできない、そんな思いが伝わってきます。




そしてチェーンソーで玉切りしていく作業に入ります。

このあたりは薪ストーバーの方からするとお馴染みの光景ではないでしょうか。





玉切り作業と同時にスウェーデントーチを作成する方も。


作業がひと段落してくると、こんな話が持ち上がりました。




「杉(スギ)と檜(ヒノキ)ってどうやって見分けるんでしたっけ?」




スギとヒノキの見分けチャレンジに挑戦



よくよく見てみると、葉っぱの形や、木肌、樹皮の見た目が違うことが分かります。


まずは葉っぱから。




左の枝分かれしている方が檜(ヒノキ)。

右のトゲトゲしている方が杉(スギ)です。



続いて樹皮の見分け方です。


樹皮も、

左のささくれ立っているように見える木が檜(ヒノキ)。

右の比較的なめらかに見える木が杉(スギ)。



ブログ読者の皆様も、林に入った際は

実際の木で見分けチャレンジしてみてはいかがでしょうか。



作業を終えると・・・



原木の玉切りを終え、運び出してしまえば、あっという間に作業が完了。


プロジェクト代表の山口さんも

「薪ストーブユーザーの方ってとても逞しいんですね!」と驚かれていました。



作業終了後も、薪ストーブのこと、罠猟のこと、山のこと、ときがわ町のこと、、

話が弾んだところで、それぞれ集合写真を撮影して、解散となりました。


2月6日参加者の方たちとときがわ町の山林に来たよポーズで。


3月6日参加者の方たちと針葉樹ポーズで。




私たちアリュメール東松山は小さな薪ストーブ専門店ですが、

サービス、プランニング、施工、イベントなどを通じて

地域や自然そのものを守り、暮らしの豊かさを慈しむようなご提案を

今後も続けていきたいと考えています。




最後に



「ときがわ 山と水プロジェクト」では、

Instagramfacebookで活動状況を更新していらっしゃるので、

みなさんも是非チェックしてみてください。


今後もアリュメール東松山では、

プロジェクト活動のお手伝いができたらうれしい限りです。


ご参加くださった皆様、

そして山と水プロジェクトのメンバーの皆様、

本当にありがとうございました。


またお会いできることを楽しみにしております!



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