こんにちは
今年の夏も熱かった💦残暑も厳しかった💦
ようやくトンボが優雅に飛んで秋の到着を教えてくれていますね。
さてさて、東松山から移転しいよいよ6日にグランドオープンとなりました。
場所の移転と共に、私たちがなぜ英国のストーブを取り扱うのか、英国になぜ魅了されているのか
原点に立ち返りました。

英国の町中には100年を超える建物が沢山あり、古きよきものを大切に紡ぐ、
アフタヌーンティーなど英国の生活、文化、工芸などの魅力が沢山あり
スタートとして鶴ヶ島では英国の雑貨を取り扱うことになりました。
本日は少し長くなりますがお付き合いください。
今回ご紹介はA E Williams PEWTER
くらしに創造性を与えてくれる、中世に連れて行ってくれる、
そんな
製品ピューターについて少しお話いたします。
熱伝導率がたかいピューターとは、錫(すず)を主成分として銅とアンチモンを混合した合金。
【歴史】
ピューターの期限は定かではありませんが2000年前にはすでに利用されていました。
腐食せず適度に強度があり、適度に造形が変更できるという点で印鑑等に利用されていたようです。
錫の産地であるイギリスでは、12世紀中ごろまで、まだ高価だったため富裕層、教会で利用されていました。その後庶民に広がり形を変えテーブルウェアとして爆発的に普及しました。
量産できるようになった陶磁器製食器が安価になり、爆発的に普及した結果、ピューターのテーブルウェア素材としての地位が低くなった。
ただし、ピューターの強みである装飾性や不変性、耐久性は変わることはなく、 伝統工芸としてピューター雑貨・食器を愛する人は現在でも少なくない。
現在はA.E.Williams(エー・イー・ウィリアムス) は、 ピューターと呼ばれる金属を加工して製品を作っている工房です。 イギリス産業革命の時代 1779年に創業したA.E.Williamsは、現存する世界で最古のピューター工房であり、 現代に至るまでのピューターの歴史・技術・鋳型などは、A.E.Williamsの家系により継承され続けています。

現在は映画やTVドラマなどの小道具でも中世の世界観を演出しています

・ハリーポッター
・パイレーツオブカリビアン
・ゲームオブスローンズなど
また、伝統品であることから要人への贈り物にも
2014年5月1日に日本の首相・安倍晋三さんがロンドン訪問した際に、 前ロンドン市長からの贈り物「ピューター製の馬の像」は、AEWが製作依頼された物です。 一国の首相に贈られる贈呈物の製作を任されるという事は、非常に誇らしいに違いありません。

★ソーイングステーション
かつて英国では裁縫は女性のたしなみとされておりました。
現在は女性のお祝いに送る記念の品としてギフトになることが多いそうです。
細かい細工のテディベアたち、はさみは実際に使うことができます!
指ぬきや針山もこの中にしっかり配置
一つ一つ手作業の為個体差があり、大量に生産が難しいので是非、その時のインスピレーションを大切にお手に取ってお楽しみください。
当日は多種多様なピューター製品を展示しておりますので中世の世界観、英国の世界観をお楽しみください。